1月
1月28日 2021年3月期 第3四半期決算発表
2020年度第3四半期連結累計期間のグループ業績は売上収益が前年同期比10.6%増の3,948億円であると公表しました。増益の要因としては2019年より売上計上している「エクア・エクメット」の増収や北米での「ラツーダ」や「アプティオム」の増収などが挙げられました。
2月
2月1日 米のベンチャーファンドへの出資
ベンチャーファンド「Kicker Ventures I, L.P.」に最大で2,000万ドル出資する契約を締結したと公表しました。出資したファンドはデジタル・セラピー、スマートデバイス、データ解析・AI、個別化医療、最先端治療デバイス・医薬品等のデジタルヘルスケア技術を活用して、米国・カナダ・日本などでビジネス展開するベンチャー企業に投資します。また、本契約で大日本住友製薬のニーズに応じたシーズ探索や異業種テクノロジー企業との提携支援などのサービスを受ける権利を獲得しました。
2月9日 「ナパブカシン」 P3の主要評価項目未達
「ナパブカシン」を結腸直腸がん患者を対象としたP3を実施していましたが、主要評価項目を達成しなかったという解析結果を報告しました。本試験結果の詳細は学会等で公表される予定です。「ナパブカシン」は大日本住友製薬の子会社であるスミトモダイニッポンファーマオンコロジー・インクが創製し、抗がん剤として開発中の経口剤です。
2月9日 通期業績予想の修正
「ナパブカシン」の臨床試験結果を踏まえ、業績予想の修正を発表しました。2021 年 3 月期通期連結業績予想として、売上収益は北米セグメントで「ラツーダ」の売上が好調なことから前回予想から90億円の5,150億円、営業利益は「ナパブカシン」の臨床試験結果及び alvocidibとTP-0903 の事業性を見直したことにより前回予想から90億円減の490億円としました。
スポンサーリンク